カテゴリ:漫画/小説

  • 京大の誇る3人の作家の作品
    [ 2009-05-18 00:02 ]
  • 聖☆おにいさん
    [ 2009-04-22 00:55 ]
  • 伊坂中毒
    [ 2009-03-04 00:36 ]
  • 捨てられない小説
    [ 2009-02-28 00:53 ]
  • マンガデー
    [ 2008-09-22 01:19 ]
  • 読後メモ - 08/09/04
    [ 2008-09-05 01:00 ]
  • 読後メモ - 08/07/05
    [ 2008-07-05 23:56 ]
  • ダブルアーツ
    [ 2008-07-01 00:32 ]
  • 読後メモ - 08/06/24
    [ 2008-06-24 02:10 ]
  • 震えがきたシーン
    [ 2008-05-14 01:21 ]

京大の誇る3人の作家の作品

京都大学出身の作家さん3人の本を読みました。
どれもこれも俺的にはかなり好きです。
貴志祐介・・・誰か読んでぇ。

■ 夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦/角川文庫)
純粋無垢なる大学一回生の女の子に惚れた主人公のストーカー記。
って言えば、氏の「太陽の塔」と全く一緒ではないか!(笑)
でもこっちのほうが何だか清々しい気がするな。
最後はキレイにまとめとるし。

読んでると、あ~いそうあの大学にこんな奴ら、といった感があります。
文化祭で緋鯉を背負う女の子やらパンツ番長やら。。。

主人公の脳内で繰り広げられる脳内会議がおもしろい。
「諸君異論はあるか、あればすべて却下だ!」

しかしこれ舞台化されとるらしいね。。。マジか。世も末だな。


■ 鴨川ホルモー(万城目学/角川文庫)
ドラマでやってた「鹿男あおによし」を書いた万城目さんの作品。
こ、これは。。。やばぃ、おもろー。
ってかなんでこんなん考えついたんや。鬼才というかアホというか。

主人公の阿倍は、葵祭の行列アルバイトをした折に、
京大青竜会という妙な名前のサークルから勧誘を受ける。
コンパや例会、アウトドアイベントが催され、一見イベントサークルのような雰囲気だが、
阿倍はなにか腑に落ちない。
しかし、阿倍のストライクど真ん中の「鼻」を持つ早良京子の存在もあり、
ずるずるとサークルの一員として固まりつつあった。
そして祇園祭の日、とうとうこのサークルの全貌が明らかになるのであった。。。

森見さんよりはアクは強くない。どちらにしてもイカ京な感じですが(笑)
そしてやっぱり読んでると、あ~いそうあの大学にこんな奴ら、と思ってしまう。
これまた京大周辺が舞台なんで、長年住んでた人にはたまらんです。

まぁ特にそんな深いものはないが、娯楽小説として楽しめますな。
しかし映画化したかぁ。うーむどうなんやろ。


■ 新世界より(貴志祐介/講談社)
ハードカバー上下巻、合わせて1,000ページに及ぶこの作品。
全て立ち読みで済ましちゃいました!
本屋および出版社の方々、誠に申し訳ありませんm(_ _)m
だってぇ、文庫に落ちるの待ってられへんねんもん!
そのかわりこれまで貴社には相当お金をつぎこんでるんで許してくだされ。

貴志祐介と言えば、「黒い家」「ISOLA」「青の炎」など映画化されてる作品もあり、
ミステリーサスペンスホラー的なものを得意とする作家さんで、
加えてちょっとSF的な要素や理系的な要素も含んでる作品が多く、わしゃかなり好きです。
そして、とかく怖い。なんかこう、生理的にぞわぞわするところを突いてくるんだコレが。

しかし遅筆なため、残念ながら数年に1冊しか出ないんだな、これが。
今回の作品も、渾身の一撃といった感があり、恐ろしく書き込まれてます。
(というかあまり話の本筋に関係ないところで懲りすぎだ!)
あの世界観の構築能力は一体なんなんだ!

いやぁ、とにかく手に汗握ります。
現在の1,000年後ぐらいを描いた、近未来SFホラー?
あらすじは省略しますが、どうしてあんなん考えたんだか。

もう最後の方は、真っ暗な洞窟内で長さ30cmにおよぶ血吸いナメクジが落ちてきたり、
数メートルなミミズやらゴカイやら、読んでて発狂しそうになります(笑)
手に汗ってそっちの意味かよ!と思うなかれ。いろんな意味で手に汗が!!

あー誰かと語りたい。
つーわけで、読んじゃってください、貴志祐介。

by yatto-franken | 2009-05-18 00:02 | 漫画/小説

聖☆おにいさん

最近は超絶人気が出て有名になってしまったが、
「聖(せいんと)☆おにいさん」(中村光/講談社)という漫画をご存じだろうか?

ひとことで表すと、「ゆるい」
もう最高にゆるい漫画です。

この漫画、まず何がおもろいかって、
主人公のブッダイエスが、まごうことなき本物なんです。ホンモノ。
つまり仏教の神様であるお釈迦様とキリスト教の神の子であるイエスキリスト様が、
Tシャツとジーンズ姿で立川のボロアパートに2人暮らししてる話なんですわ。

ブッダが横になると、涅槃像と間違えた(というか本物か)動物達が寄ってくるし、
お金がなくてひもじいときは、野良ネコが自らフライパンに飛び込んで「ニャー」(僕を食べて!)
と鳴く始末。そこに、「気遣いが重すぎるよ!」とツッこむブッダ。
節約家のブッダは、しょうもないもん買ってしまうイエスに時々怒ります。
ブッダが怒ると「仏の顔カウントダウン」が始まり、三度でアウト!

イエスは暑さに弱く、暑いときはブッダの耳たぶをつかんで気持いい~とか言ってます。
ブログ書いたりしてるし。ジョニー・デップに似てると言われて喜ぶし。なんせ軽い神様。
お祭りで買った綿菓子が雲のようにフワフワでなく、顔に張り付いてベタついたことに、
「ユダ級・・・このがっかり感 本当ユダぶりだよ・・・」と嘆くイエス。
ユダってその程度なんかよ!もうバカウケです。

最近出た3巻では、イエスの親衛隊たる四大天使達が大活躍。
温泉旅館でワサビをまるごと食べて苦しがるイエスに、最右翼?天使のウリエル
「呪われろ悪魔の実め・・・ワサビの木はもう永遠に実を結ばぬよう!」
と言いながらワサビをメッタ斬りにする。もうバカウケです。

1ページに1か所くらい、宗教ネタにしたネタが入ってるんじゃなかろうか。
日本以外で刊行したら間違いなく処刑されそうなぐらい神への冒涜が詰まってます(笑)
しかし悪意なんてこれっぽっちもありません。
純粋にゆるくておもろい!

読んでなかったらぜひ読みましょう~。ゆるーん。

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)

中村 光 / 講談社

ゆるい。その一言につきる。
ホンモノのブッダ様とイエス様が、
Tシャツとジーンズ姿で立川のボロアパートで暮らす話。
日本以外では考えられない宗教ネタ満載!

スコア:

by yatto-franken | 2009-04-22 00:55 | 漫画/小説

伊坂中毒

今年になって読んだ小説と薄いひとくち感想。

■ 厭世フレーバー(三羽省吾/文春文庫)
えっとー。。。忘れた。

■ みずうみ(よしもとばなな/新潮文庫)
うーん、好きな人は好きなんやろな。俺はパス。なんだか、ふわふわで。

■ ストロベリーナイト(誉田哲也/光文社文庫)
つまらんかった。何かと浅いし。グロいだけ。少しは横山秀夫を見習え。

■ 魔王(伊坂幸太郎/講談社文庫)
よかったが、ちと不完全燃焼気味。

■ グラスホッパー(伊坂幸太郎/角川文庫)
ブラックな伊坂さんの本。ちょっと苦手。もちろん面白いけど。

■ 砂漠(伊坂幸太郎/実業之日本社)
こいつは俺的にヒット。学生の無駄な日常とエネルギー。好きだなこういうの。
しかし伊坂さん、ホンマにアメリカのこと嫌いなんやろなー。


完全に伊坂中毒と化しとるな。
くそぅ。なんか悔しい。が心地よい!

通勤が長くなったけど、15~20分は確実に座れるんで、往復で1日30~40分は読書できる。
こりゃいいわい。バシバシ読もう。
とりあえず、今は森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」を読んでいる。
とてつもなくアホな本だ。。。

by yatto-franken | 2009-03-04 00:36 | 漫画/小説

捨てられない小説

引越しに伴って、小説をだいぶ整理した。
結局残ったのは、

・司馬遼太郎ぜんぶ
・伊坂幸太郎ぜんぶ
・貴志裕介ぜんぶ
・京極夏彦ぜんぶ
・横山秀夫いちぶ
・宮本輝いちぶ
・山田詠美いちぶ
・川上弘美いちぶ
・etc

司馬遼太郎は老後の楽しみやなー。

伊坂幸太郎は2回読む確率は低いが、せっかく文庫は全て持ってるんでもったいなくて。
京極夏彦は。。。あのブ厚さが逆に捨てられない(笑)

正直、貴志裕介とか横山秀夫とかもう一回読み直すとは到底思えないが、
誰かウチに遊び来たときに、お気に入りを無理やり貸したい感じ(笑)

こうして、思い切りの悪い俺は荷物が増えていくのであった。

by yatto-franken | 2009-02-28 00:53 | 漫画/小説

マンガデー

マンガ喫茶で3週間分の少年誌(ジャンプ・マガジン・サンデー)とモーンング+
海皇紀の最新巻を読む。

ジャンプの「ダブルアーツ」が終了!
なにぃぃぃ。がびーん。期待してたのに・・・(T^T)
でも最終話、うまくまとめてた。
それだけに悔やまれる。もう少し続けさせてあげたら人気出たかもしれんのに!
ジャンプめ。くそぅ。次回作に期待。

ジャンプの「トリコ」がおもろいね。なんやろう、魅力的な書き口をする。
いまのフグ鯨編がやけにおもろい。やるな島袋。

マガジンの「ゼロセン」がいい。「カメレオン」「ジゴロ次五郎」の作者です。
いや~どの作品でも下ネタ加減は全く変わらんけど、おもろい。
そしてたまに吐く熱いセリフがなかなかにカッコいい。

最近、サンデーの「ギャンブルッ!」がお気に入りっす。
沢尻スゲェ。何者。

「海皇紀」、不思議な方向に話が進み始めた。
卵?精霊の守り人か??
いや、そのへんがこの物語の肝なのか。
あ~全巻読み直したい。大人買いしよかな。

by yatto-franken | 2008-09-22 01:19 | 漫画/小説

読後メモ - 08/09/04

伊坂作品を読み漁る。
もー好きですわ伊坂さん♪
「チルドレン」が特に良かった!
これで文庫に落ちてるんは全部読んだかな。。。


■死神の精度(伊坂幸太郎/文春文庫)
死神はもうすぐ死亡する(させる?)予定の人間を1週間観察し、
「可」とすればその人間は8日後に死に、「見送り」にすれば天寿を全うする。
主人公である死神は姿形を自由に変えることができるので、
対象者に接するときは接しやすい人間の姿になって対象者に近づき、観察する。
1対象者につき1篇、全6篇から成る。

「恋愛で死神」が好きかなぁ。ちと切なすぎるが。
そして最後の「死神対老女」はさすが伊坂さん!って感じ。

しかしなんでしょうねこの漂うお洒落感は。
そう、精度が高い!


■陽気なギャングの日常と襲撃(伊坂幸太郎/祥伝社)
「陽気なギャングが地球を回す」の第二弾。
前作の4人がまたまた大活躍する。。。が、なんか違和感。入り込めきれず。
前作のほうがよかったなー。


■チルドレン(伊坂幸太郎/講談社文庫)
家裁調査官の陣内はとても奇妙な人物。
だが彼の言動には何かしら人を惹きつけるものがある。
そしてそんな彼に同僚の武藤や友人?の鴨居は振り回されるのだった。

この「チルドレン」は伊坂作品の中でも特に好きかも~。
登場するキャラクターが全てよい。みんな優しいわ。
陣内は、伊坂さんの書く非常に「プラス」な方向の変人ですな。
盲導犬にジェラシーを抱く優子なんかもかわいい~♪

いつも思うけど、伊坂さんてほんとバランサーやわ。
だいたい変わった人物と非日常的な事件がセットになってるけど、
絶妙にバランスを崩さない。見事というほかあるまい。

次回の陣内の活躍に期待。。。きっとあるはず!

by yatto-franken | 2008-09-05 01:00 | 漫画/小説

読後メモ - 08/07/05

■閉鎖病棟(帚木蓬生/新潮文庫)
精神病患者が多数入院する病棟の物語。
人間誰しもそうなってしまう可能性があるんだなと再認識させられる。
純粋すぎる患者達に心打たれます。
特に中間部の患者達による演劇のシーンはホロリときました。

題名からすると相当にヘヴィだと思ったが、案外爽やかです。
著者の淡々と落ち着いている文体が、スッキリ頭に入ってくるせいもあるんでしょうね。
名作。うーんこりゃ偉大なる名作。読むべし!


■殉死(司馬遼太郎/文春文庫)
明治天皇の崩御とともに、夫妻で殉じた乃木希典。
太平洋戦争以前は軍神と崇められていた乃木将軍の実態とは?

乃木が軍人として無能であったかどうかはさておき、
(司馬は酷評しているが、必ずしもそうではないという意見も多いようだ)
乃木希典という人がナニモノであったのか、司馬らしく掘り下げていく。
純度の高すぎる人は魅力的であるが、同時に悲しいぐらい滑稽なんですなぁ。

乃木が学習院の院長のとき、子供達への特別講演に東郷平八郎を招いたらしいのだが、
東郷が冗談ばかり言うもので、乃木が苦りきった顔をしていたとか、
子供達にあまり好かれなかった乃木に、裕仁親王(後の昭和天皇)だけがなついていたとか、
普通に歴史を勉強しているだけでは絶対に分からない面白い話も満載である。
たまんねーっす。

最後に司馬は「乃木自身は自分の一生を暗い不遇なものと感じていたようだが、どうであろう。」
と疑問を投げかけている。果たしてどうであろう。

「運命は命を運ぶと書く、ならば然るべき運ぶ道があるはず」と最近読んだ本に書いてあったが、
乃木はまさに自分が引いた道の終点に「殉死」があったのだろう。
つまり殉死は運命であったと言える。必然と言ってもいい。
自分自身の信ずるものに完璧に従った乃木は満足ではなかろうか。

by yatto-franken | 2008-07-05 23:56 | 漫画/小説

ダブルアーツ

32歳にもなって性懲りもなく週間少年ジャンプを読んでいる。

最近は、何ヶ月か前に連載がはじまった「ダブルアーツ」(作:古味直志)がお気に入り。
巷ではパクリだの設定が矛盾だらけだの批判が絶えないようだが、
そんなことは全くもってどうでもいい。

そう、この漫画のポイントは、、、

主人公の男の子とヒロインの女の子は、ずっと手を繋いでいないといけないのだ。
お風呂のときも寝るときも!
きゃー、なにこの萌え設定。

なんで繋いでいないといけないかって、、、書こうとしたが、めんどくさくなった。
適当にググってみてください。

というわけで打ち切りにならないように皆さんもダブルアーツを応援しましょう。

by yatto-franken | 2008-07-01 00:32 | 漫画/小説

読後メモ - 08/06/24

なぜかハードカバーばかりを読んでみた。
適当すぎる感想を以下に書いてみます。
しかしあらすじもなんもわからんねこれじゃ。

■西の魔女が死んだ(梨木香歩/楡出版)
梨木香歩さんの本、初めて読みました。
素敵な本ですね。魔女は「何事も自分で決める」のデス。
これ読んでジャムが作りたくなったよ。

■カシオペアの丘で(上・下)(重松清/講談社)
重松清さんの本も初めて読んでみました。
読みやすくていいんだが、読むのには相当パワーがいる。
下巻を読むのが辛かった。そして少々クドい。
でもやっぱり最後は泣いてしまった。
人生もっとちゃんと生きよう。うむ。

■夢をかなえるゾウ(水野敬也/飛鳥新社)
巷で噂の「啓発小説」を読んでみた。
インドの神「ガネーシャ」(手がいっぱい生えたゾウみたいな神様)が
自分を変えたいと願う主人公になぜか関西弁でアドバイス?しまくる。
釈迦が出てくる話が面白すぎデス。

ちゃんと教えのうち10個ぐらいは実行してみたのだが、
残念ながら自分が変われそうな気配は全くない!
って、そういうことちゃうか、、、
姿勢とか意識とかですよねー、やっぱ。。。orz

by yatto-franken | 2008-06-24 02:10 | 漫画/小説

震えがきたシーン

思い出したんで、もう1個書いてみる。

漫画を読んでいて、震えがくるほどのシーンにはそう出会えないが、、、
先週のモーニングの「ピアノの森」はきた!

ショパンコンクールで、カイが「24のプレリュード 第24番ニ短調」という曲のラストで
最低音のDのfff(フォルテッシシモ)三連打を拳で叩くシーンで。

あれは本気でカッコエエよかったわ。
作者の力量に脱帽。

・・・と言いながら実は曲知らんので、探しに行こう。

by yatto-franken | 2008-05-14 01:21 | 漫画/小説